松坂氏が投手復帰?「51番つけて僕はショートを守ります」
Q.いま試合を終えてどんな気持ちですか?
松坂:今年は目立ったミスをすることなく、イチローさんに怒られることもなく、無事に試合を終えてホッとしてます。
Q.バッティングではヒットが1本出ましたね。
松坂:あれも詰まらされてたので自分の中では。ヒットになって嬉しかったんですけど、とにかく今日はいいところに投げられて、あとの打席は手が出なかったですね。
イチロー:大輔さ、松坂投手って可能性ないの?
松坂:いやいやいや(笑)
場内:歓声
松坂:いやいま(イチロー氏が)「マウンド降りるつもりない」って言ってたから結構安心してたんですけど(笑)
イチロー:去年のこの試合のあと、松坂選手「将来ピッチャーとして、もう一度ピッチャーとして、もう一度復帰したいって気持ちが生まれた」って言ってたんですよ。
松坂:はい、言いました。言いましたし、先日もイチローさんと一緒に練習させてもらったんですけど、もう50歳のピッチングには見えなかったですし、投げてる姿に刺激を受けて、また投げたいなと思いましたし。今日いいピッチャーたちと対戦して、ぼくもいいピッチャーだったんだよ、というのを思い出してもらえるように、いつか投げてる姿をもう一度見せられたらと思います。
イチロー:(笑)そのときは僕はショートに回って、もしそれが来年だったら、51歳になってるし、51番つけてやろうかな、その時はね。大輔がもしピッチャーで復帰してくれるっていうなら、51番つけて僕はショートを守りますよ。
(会場拍手)
Q.松坂さん、いかがですか?
松坂:宣言したからには、その言葉に責任を持って準備したいと思います。
イチロー:やった(笑)
Q.イチローが足を痛めながら投げ続ける姿はいかがでしたか?
松坂:グッときましたね。痛めたあと裏で話したんですけど、本当にきつそうだったので、いやこれもしかしたら「投げろ」って言われるかもしれないなってちょっと思ったんですけど。結局最後まで投げ切ったので、その後ろ姿はものすごく頼もしかったです。
Q.東京ドームにはこれだけのファンがつめかけてくれました、来年に向かってメッセージを。
松坂:平日だったんですけど、またこれだけたくさんの方に来て頂いて、やはり緊張感のある中でプレー出来るのっていうのは幸せなことだと思いました。またこの雰囲気を味わいたいので、また来年に向けてしっかり僕もトレーニングをして来年のゲームに向けて頑張っていきたいと思います
Q.最後にイチローさんからもメッセージを
イチロー:(外野席で演奏した)東海大附属高輪台のみなさん、帰っちゃったね、(同じく)習志野高校の皆さんはいらっしゃいますね。ありがとうございました。高校野球ファンにとってはもう夢のような時間です。最高でした。皆さん改めて拍手を!ありがとうございました。
今日、大輔も言ってましたけど平日にもかかわらず、たくさんの方、お集まりいただいてありがとうございます。去年もそうだったんですけど、このゲームはここにいる皆さんで作り上げてくれる、みんなで作ってくれる空気なんですね。今日、それをまた実感してとても幸せな時間でした。僕のチームメイトたち、松坂選手、女子の選手たちもみんな、そういう気持ちになったんじゃないですかね、皆さんありがとうございました。
Q.来年も楽しみにしてます。
なにより高校3年生の将来、まだ野球を続ける女子の選手たちが、その選手たちのためというか、の、モチベーションになるように僕はまた鍛えますし大輔ももちろん、そうしますし、東京ドームでやりたい!東京ドームが大好き。最高でした。ありがとうございます。














