一斉摘発で女4人を逮捕…しかし“買春した男性”は逮捕されず
こうした中、11月8日、この場所で動きがあった。
(記者リポート)「いわゆる『立ちんぼ』行為をしていたとみられる女性が、警察官に連れられて捜査車両に乗り込みます」
大阪府警による一斉摘発が行われ、20代の女4人が逮捕されたのだ。しかし、逮捕されたのはいずれも売春の客待ちをしていた女性で、買春をしていた男性は逮捕されていない。
その理由は、1957年に施行された売春防止法にある。
【売春防止法より】「何人も、売春をし、又はその相手方となってはならない」
法律では、売春も買春も禁じられている。しかし、買春を行ったものに刑事罰は科されない。
買春する男性はそれを認識した上で来ていると話す。
(30代男性)「(Q何で知った?)ネットです。立ちんぼっていうのがありますよって話で、そういうのもあるんだと出来心で来ました。(Q罰則がないからいいと?)うーん、あんまりその辺は深く考えて…まぁでもそうですね、罰則無いからええかなって感じですね」
(50代男性)「(Qご自身が罰を受けるってなったらやる?)やらないよ、絶対やらないと思う。違法で罰則受けるってのは前科もつくんやろうし、そういうのはしたくない。社会的な信用がある」