ーー背中や頭部にたくさんの傷ができていたが、その記憶は?
「後で検察の人に聞かされて驚きました」

ーー元夫のスマホを水没させている。茶碗の中につけて流し台にあったが?
「(元夫に)警察か精神科に連絡されると思ってしたと思います」

ーー元夫が亡くなったというのを知ったのはいつ?
「検察官に『取り調べ調書に押印しないとご主人がうかばれないぞ』と言われた時に、死んだことを知りました」

ーー(犯行後の)精神鑑定で複雑性PTSDと診断されたが?
「慢性的に生きづらさを感じていますし、人間関係をうまく作れない。突発的な行動やパニックになることがあって、とても当てはまると思いました。社会に戻ったら、人を傷つけたくないので、根本的な治療を受けたいと思います」

ーーいま、元夫に対して思うことは?
「取り返しがつかないことをして申し訳ない気持ちでいっぱいです。(もし生きていたら)色々してもらったことにお礼を言いたいです」

続いて、検察側の質問が行われました。