6月はLGBTQなど性的マイノリティについての啓発を目指す「プライド月間」で世界中でイベントが行われました。Nスタでは「就職での困難」を変革しようと立ち上がった当事者そして企業を取材しました。

■「おかまって面白いよね」就職活動で心無い言葉 職場の障壁は?

6月28日に東京・渋谷で配られていた雑誌。LGBTQ+の性的マイノリティの人の仕事探しにおける課題や働きやすい職場づくりに取り組む企業を紹介しています。


雑誌を配る松岡宗嗣さん。ゲイの当事者として雑誌の編集にも携わりました。そこにはゲイであることを隠さずに臨んだ就職活動での心無い経験が・・・

松岡宗嗣さん
『おかまって面白いよね』というような声かけをされることは、何回かありました。別の会社だとカミングアウトしたことで、むしろセクシュアリティの話だけで30分終わっちゃって、結局落とされるみたいなことがあったり」

LGBTQ+の情報発信をする団体を立ち上げた松岡さん。講演などの活動のなかで、企業で働く際のある課題を感じたといいます。

松岡さん
自分の性のあり方をオープンにして安心して働けるのかどうかというのが、確証が中々持てない状況だと思うんです」

6月はLGBTQ+の認知度をさらに上げ、権利向上を目指す「プライド月間」
ただ、職場に目を向けると、職場内でカミングアウトした人の割合は、LGBTのいずれも1割程度

また、ゲイの人が「友人」にカミングアウトした割合は31.1%であるのに対し、「職場の人」にカミングアウトした割合は5.9%と5分の1程度になっていて、障壁があるのです (2019年度 厚労省調査)。