■LGBTQ+の人を積極的募集の企業も「自分のありたい姿で・・・」
こうしたなか、先進的な取り組みをしている企業があります。東京都内のタクシー会社「日の丸交通」。

3年前に入社した黒岩さんは、トランスジェンダーの女性です。前の会社では隠していましたが、この会社では採用面接の時からオープンにしました。
その理由の一つには、会社側の取り組みがありました。

トイレの表示をよくみると、男性と女性の真ん中には見慣れないピクトグラムが。性別に関係なく利用できる印なのです。さらに、男性はネクタイ、女性はリボンだった制服も性別問わずネクタイに統一しました。
実は会社がこうした取り組みを行う背景にはこんな悩みがありました。
日の丸交通 採用センター 今田カレン課長代理
「背景には業界的に人手不足がありますので、いかに働きやすく過ごしていただくかとか色々考えたうえで、このような活動をするようになりました」
LGBTQ+の人を積極的に募集し、現在は15人が働いています。
黒岩さん
「みなさん(他の従業員)も理解されているうえで、日々仕事ができるっていうことはやっぱりものすごく大きいのかなと。自分のありたい姿で過ごせるっていうことが一番、私にとしてはやりがいになる」
しかし、こうした配慮をする企業はわずか1割なのが実情です。
企業の取り組みに関わってきた松岡さんは、企業にはLGBTQ+の人が身近にいることを念頭に行動してほしいと話します。
松岡さん
「性的マイノリティの当事者は必ずいるんだという前提にたって、当たり前とか普通とかの認識を変えていかないといけないのかなと」














