横田めぐみさんが北朝鮮に拉致され、11月15日で46年となった。
新潟市で11日に開かれた『忘れるな拉致県民集会』で、87歳になった母の早紀江さんが切迫した胸の内を語りました。

「11月15日はめぐみが突然消えて、何が何だか分からないような。ぱっと消えてしまったドラマの中の物語のような状態になって…。北朝鮮にいると分かったのは『20年』がたってからでした」

1977年11月15日。
新潟市にある寄居中学校の1年生だっためぐみさんは、部活動を終えて家に帰る途中、交差点で友達と別れたのを最後に姿を消しました。北朝鮮による拉致事件でした。

それから46年―
目に見えた進展がないまま、早紀江さんは今も娘の救出を求め続けています。