アメリカのバイデン大統領と中国の習近平国家主席は1年ぶりに会談し、不測の事態による衝突を避けるため、軍同士の対話を再開することで合意しました。
アメリカ バイデン大統領
「誤解や行き違いのないよう首脳同士、あなたと私の間で明確に理解し合うことが何よりも重要です」
中国 習近平国家主席
「私は中米関係の将来は明るいと、かたく信じています」
バイデン大統領と習近平国家主席は15日、サンフランシスコ郊外で1年ぶりに会談しました。会談は2時間にわたり、昼食もともにしています。
中国国営の中央テレビがさきほど報じたところによりますと、会談では不測の事態による衝突を避けるため、去年夏から途絶えていた軍同士の対話を再開することで合意しました。
また、薬物対策で作業部会を設置し、航空便の大幅拡大でも合意したということです。
両首脳はともに「衝突は望まない」「協力できる分野では協力する」という姿勢を示していて、会談後にはそろって散歩する様子を報道陣に公開し、緊張緩和をアピールしました。
中東情勢やウクライナ情勢なども議論されたもようですが、台湾情勢や半導体の輸出規制など、安全保障と経済の幅広い分野で立場は大きく隔たっていて、今回の会談だけで米中の関係が大きく変化することはないともみられています。
注目の記事
迫る自民党総裁選!5人の“公約”を徹底比較 物価高は?外国人政策は?党改革は? 次の総理にふさわしいのは誰だ【edge23】

子どもの命を守る「チャイルドシート」助手席に設置したら交通違反? → 適正に使用しない場合、事故死亡率に約4.7倍の差も【警察に確認してみると】

【都道府県順位】自転車ヘルメット着用率1位は愛媛70.3%、最下位は…着用しない理由は「かっこ悪い」が上位だった

「毒キノコを食べたらどうなる?」本当に危険なキノコは6〜24時間たってから症状が出始める【画像あり】

1歳の誕生日はスイカ、2歳はご飯ケーキにろうそくを、9歳の時には…重い食物アレルギーで命の危険に瀕したパティシエ 店の名前は「あんしん」 【笑顔のケーキをあなたに 後編】

なぜそこで?「Uターンが相次ぐ市道」目の前に交差点があるのに…交通違反にはならないのか警察に聞いてみると
