■プールは体温を下げるのに効果大 一方で熱中症リスクも…

ホランキャスター:
もちろん手や足、頬を冷ますのも良いですが、平田教授は「プールなど全身水浴びは体温を下げるのに効果大」としています。その屋外プール、続々オープンの予定です。
7月1日にオープンする屋外プール
▼東京サマーランド 屋外プールエリア「アドベンチャーラグーン」(東京・あきる野市)
▼よみうりランド「プールWAI」(東京・稲城市)
▼白井市民プール(千葉・白井市)
ほかにも7月2日、3日からオープンする屋外プールも大変多いそうなので、皆さんのお近くにあるかどうか調べてみてください。
ただ、水難学会の斎藤秀俊会長によりますと、"酷暑"の屋外プールは「泳いでいても熱中症になる場合がある」ということなんです。水の中にいるので大丈夫と油断してしまう方が多いかと思いますが、水の中でも沢山の汗をかくんです。熱中症を防ぐために、こういうところを注意ください。

▼プールの中
プールのルールに従っていただきたいんですが、Tシャツやラッシュガード、メッシュのスイミングキャップなどを着用すると、そこから水分が気化していき、体温を下げてくれる、気化熱を利用することができるということです。
▼休憩中
体を拭かず、濡れたままで休憩することによって体温を効率的に下げることができます。拭いてしまうと、気化熱が利用できませんのでご注意ください。

▼更衣室
室内は暑いので、着替えたらすぐに屋外に出ることがいいそうです。更衣室内は熱がこもりやすいのでお気をつけください。
こういったことを注意していても、2022年の場合は常識が通用しない酷暑となっていますので、川や海など、水の事故ということにもご注意いただきたいんですが、熱中症にも一層の注意が必要とお話していました。
井上キャスター:
これだけ外に出ることすら危険な暑さですので、こういうときこそテレワーク、リモートワークが広がるといいなと感じます。
獨協大学経済学部 森永卓郎教授:
テレワークしながらプールに行けたらいいなと思うんですが、実は私の自宅のすぐ近くが市民プールなんです。2020年、2021年とコロナで2年連続中止になっていて、今年はやるぞっていうことに今のところなっているんですが、どうもコロナの感染状況がまたちょっと怪しくなってきているので、夏に向けてみんながプールで楽しめるといいんだけどなと思っているんです。
井上キャスター:
まだ再開は決まっていないんですか?
獨協大学経済学部 森永卓郎教授:
一応やるつもりではいるんですが、やはり感染者が急増したら多分中止になってしまうんですよね…。

















