11月15日は七五三。
神社やお寺では着物姿の可愛らしいお子様を目にするようになりました。
成長の節目となる七五三はお子様にとってもママパパにとっても特別な一日。
とっておきの晴れ姿を写真で残したいという方も多いと思います。
そこで気がかりなのが当日の天気。
我が家は娘の3歳の七五三祝いを去年しましたが、お詣りの日をいつにするか2週間ほど前から細かな予報資料を見て天気を確認していました。
とにかく晴れてほしい!青空バックに写真を撮りたい!と思っていたのですが、プロのカメラマンによると、天気によってそれぞれメリットデメリットがあるそうなので紹介します。
晴天はキラキラ映える写真のチャンス
秋晴れの日は木漏れ日がキラキラした写真が撮れるそう。
青空に晴れ着もよく映えそうですよね。

ただ、お日様に合わせて撮影場所を決めるため希望の場所や向きで撮れないこともあるそうです。
特に本殿はお日様に向くように作られていることが多いため、本殿前での撮影は眩しくなってしまうことも。
逆に曇りの日は光が均一なのでどこで撮影しても顔の陰影差が小さくなります。
このため太陽の位置を気にせず、好きな背景で撮影ができるそう!

ただ雨上がりだと地面が濡れている可能性もあるため、荷物を置いたりお座りの写真を撮ったりするときのためにレジャーシートやタオルを持っていった方がよさそうです。
ちょっと厄介なのが風の強い日。
紙風船などの小物が使えなかったり髪が乱れたりする可能性があります。
風の強さは天気図を見てある程度自分で予測することができます。
注目は等圧線の間隔。線が混み合っているほど、風が強く吹きます。
七五三詣りのピークを迎えた2023年11月の週末。
冬型の気圧配置となり列島全体的に等圧線の間隔が狭くなりました。

近畿地方では木枯らし1号の発表があり、東京都内でも瞬間的に20m超の強風が吹きました。

この日のような天気図が予想されている時は要注意 !
髪の毛もヘアスプレーなどでしっかり固めるなど風対策をした方がよさそうです。
ただ風が強い日ならではのメリットも。
着物の裾がゆらめくなど、動きのある写真が撮れるそうです。