宮城県内では連日クマの目撃が相次いでいます。仙台市太白区にある住宅の敷地内では11月11日、柿の木に登ろうとするクマの姿がカメラによって捉えられました。

大きな体を伸ばして柿の木に登ろうとするクマ。

11月11日、仙台市太白区の八木山地区にある住宅の敷地内で撮影された映像です。時間は、午後10時台。近くには道路があり人の往来もある時間帯です。

宮城県猟友会 金子賢司さん:
「目が光るでしょ。結構高くまで首を上げたなと思った」

県猟友会の金子賢司さんです。住民から相談を受け、カメラを仕掛けたその日に体長およそ1.2メートルのクマが現れました。柿の木の高さは18メートルほど。クマは木をよじ登り、はるか上にある柿の実を取ったとみられます。

宮城県猟友会 金子賢司さん:
「上のほうにこっちから見ると、横に傷がついているでしょ。あれクマの登った跡だから」

さらに映像を見ていくと…。

宮城県猟友会 金子賢司さん:
「ほら今、出てきたけど。これ目が光るから、ほら!これ子グマ」

木の陰から顔を出した、一回り小さなクマ。実は、現れたのは「親子グマ」だったのです。柿の木の近くには、親グマが木に登って折ったとみられる枝が散乱していました。

宮城県猟友会 金子賢司さん:
「これはただ手で折るんじゃなくて、かじって折るの。下に子供がいるとバサバサと落として。それで、(枝に付いた実を)食べさせる」

クマを刺激する可能性があるため、県猟友会は今後、捕獲はせず、柿の実を取り除くなどの対策をとることにしています。