医療給付費の返還を巡り、熊本県が国へ延滞金を支払うことになりました。

熊本県国保・高齢者医療課 浦田武史課長「心からお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」

延滞金が発生したのは2021年、国から給付された後期高齢者医療給付費の返還分およそ29億円に対してです。

熊本県が今年4月の返還期限までに、給付費を管理する団体(熊本県後期高齢者医療広域連合)に対し返還の通知を怠ったことから、延滞金として約2100万円の支払いが生じたということです。

国は今年3月、熊本県に対し返還の期限などについて文書で連絡していましたが熊本県の担当者が必要な手続きを忘れていたということです。(※債権発生通知書をファイルに挟んだままにしていた人為的ミス)

熊本県は人為的ミスで発生したとして再発防止に取り組みたいとしています。