11月14日はWHOが定めた「世界糖尿病デー」です。富山市の病院では、早期発見につなげてもらおうと血糖値の測定などを行う特設ブースが設けられました。
富山市の富山西総合病院では、世界糖尿病デーに合わせ、糖尿病に関する専門資格を持った看護師らが無料で血圧と血糖値を測定しました。


参加した人は:「国民病で症状もないって言われてるので、血液の数値は気になりますね」
「怖いよ。私の友達が2人、目が見えなくなっている。歩くのもやっとになっているから」

血糖値は食事前の場合、126以上だと糖尿病、110以上が予備軍とされていて、14日は数値を確認し、その場で受診につながった人もいました。


国内では、成人の5人に1人が糖尿病またはその予備軍と言われていて、糖尿病の療養指導士は、「自覚症状がなくいつのまにか重い症状に至る怖い病気だと知ってもらい、定期的に採血や検診を受けてほしい」と話していました。

