税金滞納について国会で追及を受けていた神田財務副大臣が事実上“更迭”されました。内閣改造後2か月で3人目となる政府三役の辞任に、自民党内からは「危機管理がなっていない」との声も上がってます。

また、神田氏をめぐって、かつて公設秘書をしていた男性が「別の疑惑」について語りました。

「税金滞納」神田副大臣を“更迭”

13日午後3時半ごろ、報道陣に囲まれ財務省を後にした神田憲次財務副大臣。

記者「なんで説明しないんですか」

神田財務副大臣
「ちょっと待って。1メートルあけてください。…あけてくださいここ。私の問題が大事な大事な国会にご迷惑をおかけすることになることを避けたいと思いましたので、辞表届を提出したところであります」

神田氏が口にした「問題」をめぐっては、9日。

参院・税制金融委 神田財務副大臣
「税金の滞納により、市税事務所から差し押さえを受けたことがあるのは事実です」

代表取締役を務める会社の土地や建物の固定資産税など滞納を繰り返し、4度差し押さえられたことを認め、謝罪しました。

税理士の資格を持つ神田氏ですが、滞納の理由について問われると…。

神田副大臣
「議員の職務が忙しくなる中で、郵便物を見ることが遅れるという経緯で差し押さえを受けている事実が発覚しました」

共産党 小池晃書記局長
「納税者が聞いたら怒りますよ、今の話。税理士としても国会議員としても、財務副大臣としても滞納して4回も差し押さえを受けた、恥ずかしくないですか?」

野党から詳しい説明を求められましたが、「精査中」と繰り返した上で、「できるかぎり速やかにお示しできるよう作業を進めている」と述べていました。

立憲民主党 本庄知史衆院議員
「報告前に副大臣を辞任するということはありませんね?少なくとも自ら辞表を出すということはありませんね?」

神田副大臣
「私の立場についての言及については控えさせていただきたい」

しかし、事実上、更迭された神田氏。説明責任については…

神田財務副大臣
「これから先、政治家として説明責任は果たしてまいります。皆様には大変ご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます」

こう言い残し、足早に立ち去りました。

神田氏の後任には自民党の赤沢亮正政調会長代理が就任しました。