クマによる人身被害が相次ぐ中、東北と北海道の知事合同での国への要望が13日に行われることになりました。岩手県の達増知事は10日、要望について指定管理鳥獣への追加や人家周辺での銃器使用に関する運用基準の明確化など4つの柱になることを明らかにしました。
県によりますと、要望は、
(1)現在イノシシとニホンジカが対象の指定管理鳥獣にクマ類を追加し、適正な頭数管理ができるようにする
(2)市町村の有害駆除に関する財政支援の拡充、捕獲や人里に出没するクマの対応に関する技術的支援
(3)制限のある人家周辺での銃器使用の運用基準の明確化
(4)制度の下でクマの捕獲が行われていることの国民への普及啓発
が柱となります。
(4)についてはクマの捕獲を巡って県や市町村に保護を求める問い合わせが殺到して業務に支障が出ているとして、国主導で捕獲について国民の理解が進むよう求めています。
要望は達増知事と北海道の鈴木直道知事、秋田県の猿田和三副知事が環境省と農林水産省を訪問して行う予定です。
当初は14日に盛岡市で開かれる北海道東北地方知事会で要望の内容が協議される予定でしたが、相次ぐ人身被害の深刻さから、13日に前倒しされました。
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