1977年11月15日。

寄居中学校の1年生だっためぐみさんは部活動を終えて自宅に帰る途中、北朝鮮に拉致されました。
横田早紀江さん
「めぐみちゃんのことは考えない日はないので。毎朝起きたらすぐ元気にしていますかって勝手に言いながら、お父さんの写真に話しかけたり」

父・滋さんが亡くなって3年。
早紀江さんは、滋さんが亡くなった年齢の87歳になりました。3月に自宅で倒れた早紀江さん。今は「元気」だと言いますが、医者からは安静にするよう勧められているそうです。
横田早紀江さん
「病院の先生も退院しないで休んでないとだめですよと。こんな年で毎日毎日頑張っている人なんていないから休んでてちょうだいって言われたんですけど…」

岸田総理は日朝首脳会談の早期実現に向け、総理直轄のハイレベル協議を行う考えを明らかにしていますが、具体的な進展は見られません。
横田早紀江さん
「底知れぬ気味の悪さと、危険なものを持っている国がすぐそこにあるのに、日本は本当にすごい平和で、なんでもあって。こんなことしていていいんだろうかって毎日思う」

めぐみさんら拉致被害者の帰国を願い、新潟市中央区のりゅーとぴあでは、11日に県民集会が開かれます。














