104人が亡くなった大洋デパート火災から11月29日で50年です。当時、消火活動にあたった元消防士がその教訓を語りました。

1973年11月29日に発生した大洋デパート火災では、従業員や買い物客など104人が亡くなりました。
今年、発生から50年の節目を迎えるのを前に市民向けの防災研修会が開かれ、当時、人命救助や消火活動にあたった元消防士の内田平十郎(うちだ へいじゅうろう)さん(73)が教訓を語りました。

元消防士 内田平十郎さん「(当時の現場は)本当に混雑した中です。そこでさあ逃げろと言われたときに、どうするかというのが一番。やっぱり自分の身は自分で守らないといけない」
被害が拡大した理由として、年末商戦に向け階段が倉庫代わりになっていたことや、スプリンクラーや防火シャッターが作動しなかったことが指摘されています。

内田さんは当時、目の当たりにした惨事を二度と繰り返さないため、初期消火や避難誘導の具体的なやり方を参加者に伝えました。
病院の施設管理職員「改めて火災の恐ろしさが身に染みた」
保育園の副園長「今後の訓練にも活かしていきたい」

内田さん「あそこで何が起きたかをやっぱり知ってほしい。こういうところで起きたときに、自分はどういう動きをしないといけないかをもう一回考えてほしい」














