任期満了に伴う釜石市の市長選挙が5日告示され、新人同士の一騎打ちによる20年ぶりの選挙戦が確定しました。
立候補したのは届け出順に自動車サービス業の神山正行氏(43)と元県議会議員の小野共氏(54)で、いずれも無所属の新人2人です。
神山氏は釜石港の自動車輸出再開、市役所新庁舎建設の見直しなど、小野氏は市独自の医師の育成、子どもの保育料・給食費の負担軽減などをそれぞれ公約に掲げています。
立候補の届け出は5日午後5時で締め切られ、2人の一騎打ちが確定しました。
今回は4期目の現職が今月17日までの任期限りで引退を表明していて、16年ぶりに市政のトップが交代することになります。選挙戦は2003年以来20年ぶりです。
投票は今月12日の午前7時から午後7時まで市内32の投票所で行われ、即日開票されます。釜石市の有権者数は4日現在で2万6506人です。