反ユダヤ主義の再燃を警戒するドイツで、プロサッカーリーグ・ブンデスリーガに所属する選手がパレスチナを支持する発言をSNSに投稿し、所属チームから契約を解除されました。
ドイツのプロサッカーリーグ・ブンデスリーガの「マインツ」が契約を解除したのは、モロッコ系オランダ人のアンワル・エル・ガジ選手です。
エル・ガジ選手は、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘をめぐり、「川から海までパレスチナは自由になる」というパレスチナ支持のスローガンなどを自身のSNSに投稿しました。
マインツはエル・ガジ選手を出場停止処分にしたあとに話し合いを行いましたが、その後、契約解除を決めたということです。
エル・ガジ選手は「正しいことのために一人でも立ち上がろう。私が生活の糧を失ったことは、ガザの人々の苦しみとは比較にならない」とコメントしています。
ナチスによるホロコースト=ユダヤ人大虐殺の歴史があるドイツでは反ユダヤ主義再燃への警戒が強まっています。
エル・ガジ選手の発言については、検察当局が「人々を扇動し、公共の平和を乱した疑い」で捜査を始めています。
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