「球場に新たな命が吹き込まれた」

会場には、難波喬司静岡市長が視察に訪れ、公式戦開催に向けて改修や修繕が必要となる部分を自らの目で確認。外野芝生席では「スペースが広いので、従来とは違う使い方ができるかもしれない」とアイデアを膨らませていました。

「この球場がプロ球団に、本拠地として使ってもらえるということで新たな命が吹き込まれたと思っている。庵原球場だからこそできることがある。球団を全力で支えて地域の誇りとなる球団に」と新球団への支援を約束しました。

また、スタンドには、静岡市長時代、プロ野球球団の誘致に奔走した田辺信宏さん(62)の姿も。「こんなに多くの選手が参加してくれた。若い人たちの“夢の場所”を提供することに関われたかと思うとジーンとくる。たとえ『難しい』とされたことでも、あきらめないでよかった」と感慨深げにテストに挑む選手たちを見つめていました。