静岡が生んだ名選手が首脳陣に

選手1人1人をチェックする山下大輔GM(写真左)と赤堀元之監督

3日に行われた1次テストでは、50メートルダッシュや跳躍力を見るテスト、遠投など、全部で10の種目で試験が行われ、静岡が生んだ名選手、山下大輔GM(71)=元横浜監督、静岡市清水区出身=と赤堀元之新監督(53)=元近鉄投手、静岡県藤枝市出身=が、目を光らせました。

指導者としても経験豊富な赤堀元之監督
プロ球団のGMとして地元にがい旋した山下大輔GM

静岡高校を卒業後、プロの世界に飛び込んだ赤堀新監督は、「いままで静岡から離れていたので、このタイミングで静岡に戻って来て恩返しできることは、本当にうれしい。挑戦に耐えられる精神力を持った選手にきてほしい」、また、山下GMは「新チームへの注目度は高い。まず育成のチーム、若いチーム、活気のあるチームを作っていきたい」と意気込みをみせます。

この日のテストでは、飛び入り参加した選手をめぐって、ちょっとした“騒ぎ”も。参加名簿に名前のない外国籍選手が身に着けていたのは、とあるNPB球団の練習着。遠投でいきなり、100メートル超えをみせると報道陣は騒然となります。
「元メジャーリーガーらしい」
「自由契約になったから参加したようだ」
話はどんどん膨らみましたが、本人に確認したところ、まったくの別人と判明、とんだカラ騒ぎでした。