アメリカの姉妹都市への訪問にビジネスクラスを利用して批判を受けた高岡市の角田市長が2日、帰国後初めての定例会見に臨みました。このなかで角田市長は、当初は初日の公務が組まれていなかったことについて「情報の行き違いがあった」として初日の公務なしを否定しました。

アメリカから帰国後、初となる定例会見を開いた高岡市の角田市長…。

高岡市 角田市長:「国際交流という費用対効果というのは大変見せづらい、見えにくいものではありますが、必ずや高岡の市民の皆さんに今回の訪問を理解いただけるように努めてまいりたいと思います」

角田市長を巡っては先月9日からアメリカの姉妹都市、フォートウェーン市を訪問。ビジネスクラスを利用した訪問団の旅費が1人あたり183万円と11年前の6倍に高騰し、市民から批判を受けました。

会見では、現地の大学と連携した英語教育プログラムの導入や高岡市の伝統工芸品などの現地での販売、高校野球の国際親善大会を高岡市で開催する合意を得たことなどが報告されました。

角田市長は姉妹都市交流の成果を新年度予算案に反映する考えを明らかにしました。