当時は「最先端の都市型住宅」だった…

当時は富山市が「ショッピングセンターの性格をもたせた」という最先端の都市型住宅でした。

しかし、2007年に耐震不足が判明。富山市は耐震工事を施すつもりでしたが、入居者の合意が得られず棚上げに…。

3棟合わせて16店舗、59世帯が入居していたおととし12月に解体を決定。

富山市は立ち退き料として、店舗や協同組合に対し2億5000万円、住民に対し1億500万円の予算を確保し、今年3月末を期限に退去を求めてきました。

しかし、この理髪店だけは立ち退きに合意せず、今も営業し続けています。なぜ、営業を続けるのか、店主の金谷健興さんに理由を聞きました。