打撃覚醒、きっかけは

今年はキャリアハイとなる98試合に出場。課題だったバッティングも覚醒し、チームの勝利に幾度となく貢献。念願だったレギュラーの座も手繰り寄せました。

打撃が覚醒したきっかけは何だったのでしょうか。

村林一輝選手:
「きっかけはもうありすぎて、もう一つに絞りきれないぐらい多いですね。何年も前からトレーニングコーチとパフォーマンスを上げるための話もしてましたし、今江敏晃コーチ(現監督)もそうですし、後藤武敏コーチだったり、2軍の雄平コーチさんや以前のコーチなど、たくさんのコーチとコミュニケーション取らしていただいて、少しずつそれが形になった」

試行錯誤を繰り返すなかで打力向上のきっかけとなったのが、バットのグリップ。以前はテーピングを巻いていませんでしたが、今年から巻くようにしているそうです。

村林一輝選手:
「めっちゃ綺麗に巻かれてるんですよ。テーピングは、トレーナーの蒔田さんが巻いてくれてます。結構細かい作業なんですけど。蒔田さんのやつがもう良すぎて、ちょっと甘えています、今は。ウレーニャ選手が2軍のときに巻いていたんですよ、テーピングを。それを握ってみたら、しっくりくるというか」