9月に飼育員の男性がライオンに襲われ死亡した福島県二本松市の東北サファリパークは、10月28日から営業を再開し、飼育員を襲ったライオンの展示も継続することがわかりました。

大きく書かれた「休園」の文字。二本松市の東北サファリパークでは9月28日に男性飼育員がメスのライオンに襲われ、死亡した事故が発生してから、臨時休園が続いていました。

浦部智弘アナウンサー「今、県の職員が東北サファリパークに立ち入り調査に入りました」

施設では、23日に再発防止についての計画書を県に提出していて、県は27日、確認のため立入調査を行いました。計画書では、ライオンのエサをおりの中に用意する時は、従業員側の扉を開けず、格子状のおりの隙間から入れるなどの対策が示されています。

県動物愛護センター・野口みき所長「これが今の時点でてきる最善の対策だと判断しました。」

東北サファリパークでは10月28日から営業を再開することにしています。また、サファリパークによりますと、飼育員を襲ったライオンは事故後も気性が荒くなることはなく「ライオンは悪くない」として展示を継続するということです。