■関東地方で「水不足」の可能性は?

関東の貯水率(6月27日午前9時時点)
▼宮ケ瀬ダム    99%
▼二瀬ダム     79.0%
▼矢木沢ダム    98.7%
▼利根川水系 9ダム 74%
▼荒川水系 4ダム  62%

森氏:
関東の水源地である関東北部の山では2022年、雪が多く降り、春にも結構雨が降っているので、現時点では水は十分あるという状態のようです。

森氏:
利根川上流ダムの貯水率の推移を見てみますと、平年に比べると多いです。ただこの後、7月に入り、災害の時期に入ります。元々ダムの水位を下げる時期になってきますので、水の管理もちょっと心配かなという感じです。

弁護士 八代英輝氏:
水の管理はとても難しいですよね、災害に備えて放水してしまうと、その後、雨が降らなかったら渇水になってしまう。難しい判断ですよね。

恵俊彰:
“梅雨が短くて良かった”ということもあるんですけれども、水という面で考えると、適度な雨量って大事なんですね。

森氏:
梅雨の雨は、日本にとって大事なんですよ。

恵俊彰:
今年の夏は異例の夏になるのでは。電気が不足して、水も不足することになるかもしれない。農作物への影響なんてことになったら、いろいろな値段が上がることになるかもしれない。

コメンテーター 渡辺満里奈: 
節電を心がけすぎて熱中症になっても困りますし、適切な温度設定や水分摂取をしなきゃいけないので、すごく気を遣う夏になりそうですね。

(ひるおび 2022年6月27日放送より)