King & Princeの永瀬廉さんが、都内の専修大学で行われた映画「法廷遊戯」の特別講義イベントにサプライズ登場し、法学部の学生たちを前にトークを繰り広げました。
映画は、裁判ゲームの果てに起こってしまった殺人事件をきっかけに、ロースクールの同級生3人の隠された真実が暴かれていく、ノンストップ・トライアングル・ミステリーです。

学生を前に深川栄洋監督と、原作小説作者の五十嵐律人さん、そして専修大学の関正晴教授がトークをしている会場に、司会者からの呼びかけで、突然現れた永瀬さん。集まった学生たちからは、それまでの静けさがウソかのような、驚きと歓声が湧き上がりました。
今回のイベント会場は、授業で模擬裁判をする際などに使うための、法廷を模した教室。裁判長の席に座った永瀬さんは、“緊張する。(劇中で)こっち側に座ることはなかったので、全部を見渡せる席っていうのは、特別な感覚がある”と、感慨深げでした。
映画で弁護士の役を演じた永瀬さんは、役作りで意識していたところを聞かれると、“セリフがめちゃめちゃムズいので、噛まないようにですかね”と苦笑い。“法廷のシーンで、噛んでしまったことがあって、申し訳ない思いを抱えながら2回目もっと噛んで、大変でした。”と、撮影のエピソードを明かしました。
法律用語の難しさに苦しんだ永瀬さんでしたが、関教授から、“(永瀬さんは)訓練を積んでいけば弁護士になれる”と言われると、“えげつない訓練や”と冷静にツッコミを入れていました。

学生とのトークが始まると、“ヘンゼルとグレーテルの話で、「グレーテルが魔女を殺めてしまったことを立証できるか」というのを模擬裁判でやりました”という学生に対し、司会者から“裁判長いかがですか?”と聞かれた永瀬さんは、“ヘンゼルとグレーテルは詳しくないんですけど、殺すのは良くないですね。有罪で!”と即決。流れるような有罪判決で笑いを誘っていました。
最後に、学生から「King & Princeが歌う今作の主題歌『愛し生きること』の中でお気に入りフレーズは?」と聞かれた永瀬さんは、“「綺麗な嘘で抱き締めるから」かな。この曲は映画のために作られて、バシッとハマったという感覚がある。このフレーズは、清義(永瀬さん演じる主人公)の思いに通ずる部分があるなと思って好きです”と回答。質問した学生が、“やっぱそこかなと思ってました”と反応すると、“ウソつけ〜”と笑顔で返し、交流を楽しんでいました。
【担当:芸能情報ステーション】