犯罪被害への理解を深めてもらおうと長野市でシンポジウムが開かれ、遺族が被害者を支援する条例の必要性を訴えました。
和田真理さん:
「お墓のある長野県を離れたくありませんでしたが、加害者側から何をされるかわからない恐怖から3年後、家族で夫の元へ転居しました」

シンポジウムは全国すべての自治体で犯罪被害者支援の条例制定を目指す団体が長野県内では初めて開きました。

講演を行ったのは8年前、佐久市で起きたわき見運転による事故で、当時中学3年生だった長男の樹生さんを亡くした和田真理さん。
事故後に経験した苦しみを語りました。
和田さん:
「心身に様々な不調が現れ仕事を退職せざるを得ませんでした。当時私は受けられる支援があることすら知りませんでした。すぐに相談できなかったことが悔やまれました」














