橋や道路の老朽化対策が課題となるなか、岩手県宮古市の中学生に補修作業を体験してもらおうという学習会が25日開かれました。

この学習会は、県の沿岸広域振興局宮古土木センターが初めて企画したもので、市内の新里中学校の生徒11人が参加しました。県が管理する約2800の橋梁のうち4割ほどで建設から50年以上が経過していて、生徒たちは最初に橋や道路の老朽化対策が課題となっていることを学びました。この後、作業現場で実際に道路の穴を埋めたり橋を補修したりする作業を体験しました。

(参加した生徒は)
「普段何気なく走っている道路でもいろんな人達の努力が詰まっているんだなと改めて思いました」

生徒たちは体験を通じて生活に直結する道路の補修作業の重要性を肌で感じていました。