新潟市の美術館で昭和から現在までの暮らしや、社会問題を描いた人形展が開催されています。大谷翔平など今回の新潟開催に合わせて制作した新作も展示されています。

背筋をまっすぐに伸ばし左手にグローブ、右手にバットを持った人形、
2014年に日本ハムに入団した二刀流メジャーリーガー 大谷翔平 選手です。

新潟市 秋葉区の新津美術館では、北海道を拠点に全国で活動する人形作家 宮竹真澄さんの作品展が開催されています。

こちらは、ウイルス禍で着用するのが当たり前になったマスクを外して談笑する女性らを表現しています。

表情豊かな人形は全て手作り、昭和から現在までの人々の暮らしぶりや社会問題を描いた42作品が展示されています。

今回の新潟開催のために宮竹さんが制作した新作が拉致被害者 横田めぐみさんを作品にした『何故(なぜ)…』。

数ある写真から和装を身にまとうめぐみさんを作品にしました。
【人形作家 宮竹真澄さん】「どうしても皆さんの頭から(拉致事件が)少し薄れているような気がして、何か応援の気持ちだけでも皆さんと持って継続して、解決できるように思いは持ち続けなければいけないということで作らせていただいた」

人形展は、来月4日まで開催しています。