今年6月から7月までの間にSNS上で闇バイトを募集したとして、勧誘役の女が逮捕されました。SNSを使った闇バイトの勧誘役が職業安定法違反容疑で逮捕されたのは全国でも初めてとみられます。
職業安定法違反の疑いで逮捕されたのは、高知県に住む無職の26歳の女です。警察によりますと、女は、今年6月9日から7月5日までの間、SNSのX=旧ツイッターで複数回にわたり「受け子募集」「10万から30万円報酬で渡します」などと投稿して、不特定多数の人に対し特殊詐欺の受け子や出し子など闇バイトを募集した疑いがもたれています。女はこうした内容の投稿を100回以上繰り返していたということです。警察は、女の認否を明らかにしておらずその理由として「組織的な犯罪の可能性があり捜査に支障をきたす」と説明しています。警察によりますとSNSを使った闇バイトの勧誘役が、有害業務への労働者を募集したとして職業安定法違反容疑で逮捕されたのは全国でも初とみられるということです。