宮崎市議会議員の、西本 誠被告の逮捕・起訴を受けた、宮崎市議会の議員報酬のあり方をめぐる特別委員会、23日は、条例の改正案が事務局から示されました。
「スーパークレイジー君」として知られる宮崎市議会議員の西本 誠被告は、市内の宿泊施設で、女性に性的暴行を加えたなどとして、先月、逮捕・起訴されました。
現在の条例では、逮捕または勾留された場合でも議員報酬は満額が支給されることになっていて、西本被告に対しては、毎月58万円余りの議員報酬が支給され期末手当も115万円余りが支給される予定です。
こうしたなか、設置された宮崎市議会の特別委員会は、議員が逮捕・勾留された場合の議員報酬のあり方を検討するもので、23日、2回目の会議を開催。
事務局から他県の事例を参考にして作成した条例の改正案が示されました。
改正案では、このまま西本被告が欠席となった場合、議員報酬については12月から支給停止に。
また、期末手当については、対象期間のうち西本被告が出席した6月から9月5日までの分が支給されるとしています。
(松山清子議員)
「私たちがしっかり話し合って、それを市議の人たちとか、これから市議になろうという人たちに知らしめていかなければならない」
今後は、この改正案をもとに協議が進められ、12月議会で条例を改正する方針です。