児童に正しい交通ルールを理解してもらおうと、金沢市では登校時間に合わせて警察が安全な道路の横断方法を指導する街頭活動が行われました。
秋口は日没時間が早まり、夕暮れ時に重大な事故が発生するおそれが高まることから、石川県内では21日から「歩行者事故防止運動」が行われています。運動に合わせて金沢市の三和小学校前では、警察が児童に対し正しい横断歩道の渡り方を指導しました。
金沢西警察署・和泉哲朗地域交通官
「横断歩道では手を上げて、車が止まってくれるのを待って渡るようにと呼びかけた。(運転者は)日が暮れるような時間帯に歩行者の事故が発生しないように、早めのライト点灯などを心がけて欲しい」
今年に入って9月末までに石川県内で児童がケガをした交通事故は23件と、去年と同じ時期に比べ8件増えていて、警察は運動を通して、県民に安全意識を高めて欲しいとしています。