東日本大震災の被災地の岩手を訪問した海外の青年たちが23日県庁を訪れ、学んできた防災の教訓や被災者との交流を報告しました。

県庁を訪れたのは国際協力について学ぼうと内閣府のプログラムに参加する、中南米のドミニカ共和国と南米ペルーの男女あわせて16人です。
参加者は20日に岩手を訪れ、東日本大震災で被災した陸前高田市で津波防災について学び、当時被災地の後方支援を行った遠野市で地元の若者と意見交換を行いました。
参加者の一人、ドミニカ共和国のジャメル・リサニア・ペーニャ=フェリスさんは、「被災者のたくましさを知った。自国に帰って伝えていきたい」と話していました。
県の福田直環境生活部長は、「これからも被災地に思いを寄せてくれれば」と呼びかけました。