町の留学生制度を利用して大槌高校に通う埼玉県の高校生が22日、地元の郷土料理を作り、地域の人たちに振る舞いました。
郷土料理を振舞ったのは埼玉県久喜市出身で、大槌町が県外からの生徒を受け入れる「はま留学」の制度を利用して大槌高校に通う栗原花音さんです。料理が大好きという栗原さんが同級生と作ったのは、町に伝わる郷土料理で法事などで振舞われる「すっぷぐ」です。栗原さんは研究活動のテーマとして地域ごとに異なるすっぷぐの具材や味付けなどを調べ地域の住民に無料で振る舞いました。栗原さんは「料理を通して町の歴史を知ることができた。将来は料理の仕事がしたい」と話していました。