爽やかな秋の訪れと共に、乾燥のシーズンもやってきました。カラカラで肌荒れが気になるのは毎年のことですが、街で話を聞くと「今年はいつもより肌が乾燥する」といった声が多く聞かれます。
乾燥による肌トラブルが急増 猛暑のダメージ蓄積

山内あゆキャスター:
暑さの後に急激な乾燥シーズンがやってきました。お肌のダメージは、長引いた暑さと関係があるといいます。銀座ケイスキンクリニックの慶田朋子院長に聞きました。
銀座ケイスキンクリニック 慶田朋子院長
「紫外線のダメージや汗の刺激がお肌に蓄積し、肌トラブルがおきやすくなっています」

そして急激な乾燥。10月の最小湿度を見ていきます。乾燥の目安というのは湿度50%未満だそうで、10月1日から19日までで14日、50%未満の日がありました。ほぼ乾いているということになります。
そしてさらに気象予報士の森田さんによると、今週末は木枯らし1号が吹く可能性があるそうです。より乾いた北風がやってきて、湿度がさらに低くなる可能性があります。

お肌トラブルに悩む人が増えているという実感が病院でもあるようです。取材した横浜市の野村皮膚科医院では、例年はお肌トラブルに悩む方が11月後半から増えてくるんですが、2023年はもう10月の初めから急増しているということです。
産婦人科医 宋美玄さん:
ちょうどこの二、三日でお風呂上がりに何も塗らなかったら、とても乾燥してしまった。もうそんな季節かとちょうど思っていました。
井上貴博キャスター:
乾燥しだしてますね。肌もきましたし喉が弱いんです。最近は加湿器に頼るのをやめて、寝るときに医療用の「サージカルテープ」を口に貼って、口が開かないようにしてます。こうすると強制的に口呼吸をしなくなる。全く苦しくないです。すぐ鼻呼吸だけになっていびき対策にもなる。コロナ禍前からやってます。感染症にもなりにくくなってるような感じがします。
