去年12月には、主治医から「休業を要す」との診断を受け、およそ2か月間の休職も余儀なくされました。
休職して治療に専念。月に1回の男性ホルモンの投与に加えて、漢方薬と不安感を和らげる抗うつ薬を服用し、症状は徐々に和らいでいきました。
タツヤさん
「幸いにも注射を打って、3回目ぐらいで効果が出始めて、気持ちも体調も良くなってきました。合わせて漢方薬、抗うつ薬も自分には相性が良くて、比較的順調に体調が回復していきました。
半年ぐらいで、ほぼほぼ大丈夫というぐらいまで回復しました」

「健康診断で血液検査を受ける習慣はあっても、ホルモン検査を受ける習慣はほぼ無いですよね。何か不調を感じたら、一度ホルモンを検査してみるという情報を知っておいてほしいです。
40歳を過ぎたら、セルフケアの観点から、毎年の血液検査でホルモンチェックをするのが一番良いかと思います。」
タツヤさんのように、更年期症状に悩む男性は少なくないと医師は話します。