長野県阿智村(あちむら)で栽培が盛んなトウモロコシをフリーズドライに加工した新商品が完成しました。
18日から販売が始まったのは、阿智村の浪合(なみあい)地区で採れたトウモロコシのフリーズドライ商品=『あっくん畑のフリーズドライとうもろこし』です。
標高およそ1,200メートルの浪合地区は寒暖差が大きいことから、実が締まった甘いトウモロコシができるといいます。
地区では、旬の夏に収穫体験などを行っていますが、年間を通して特産のトウモロコシを楽しんでもらおうと商品化されました。
トウモロコシ生産者豊田晃宏(とよたあきひろ)さん:
「子どもからお年寄りまで、いろいろな方が自然の甘さを体験できるようにと思って作った浪合のトウモロコシを、一年中楽しんでいただけるようにしていきたい」

フリーズドライに使われるトウモロコシは、糖度が増す夏場の深夜に収穫されたもので、糖度は最高で24度と普通のトウモロコシの1.5倍ほど。バナナを上回る甘さが最大の特徴です。
高野記者:
「甘いですね、思った何倍も甘みを感じます。本来のトウモロコシの食感や味も残っていて、お菓子感覚でいくらでも食べられる」
2023年度は、およそ3000個用意する予定で、阿智村内の旅館やコンビニなどで18日から販売されています。














