パレスチナ情勢をめぐり、上川外務大臣はイランの外相と電話で会談し、イスラム組織ハマスなどに対してイランからも働きかけ、事態の沈静化に向けた役割を果たすよう求めました。

上川外務大臣とイランのアブドラヒアン外相の電話会談は、17日午後5時すぎからおよそ20分間行われました。

会談では、パレスチナ情勢について率直な意見交換が行われ、上川大臣は、ハマスなどに対しイランからも働きかけて、事態の沈静化に向けた役割を果たすよう求めたということです。

また、ガザ地区での食料や水、医療などの改善に向けて協力し、国際社会が一致して人道支援を行っていくことの重要性について一致したということです。