イスラエル南部、ガザ地区から10キロほどのところですが、まさにこの道を南にまっすぐいったところにイスラエルとガザの境界があります。
このあたりでは越境したハマスの戦闘員がまだ潜伏しているのではないかという懸念があるということで、あちらの検問所で南側からこちらに入ってくる車両を停めて警戒しています。
一方で、地上侵攻が始まれば、この先から地上部隊を投入することになるため、道路の両脇には多くの戦車や軍用車両が集められていて、またその数も、日を追うごとに増えています。
地上侵攻については、「いつ始まっても驚かない」という声がこれまで多くありましたが、欧米各国の要人のイスラエル訪問や、大規模な作戦となることから念入りに準備を進めているために、想定よりは時間を要するという見方も現地では伝えられ始めています。
ただ、「あとは時間の問題だけだ」と地上侵攻については避けられないというトーンは変わらず、引き続き緊張が続いています。
一方で、イスラエル北部についても事態がより深刻化しています。
ここ数日の間に、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラと、イスラエル軍との交戦が激化。イスラエルはきのう、レバノンとの国境付近の住民に対して、緊急の避難を命じています。
けさも北部メトゥラではヒズボラからの攻撃があり、民間人3人がけがをしたということで、イスラエル側も報復の攻撃を続けていて、戦線拡大の懸念が一気に高まっています。
注目の記事
「朝起き上がれない…」“なまけ” と誤解されやすい起立性調節障害 不登校の児童生徒の約4割が苦しむ 適切な理解と支援を

AB型とO型の両親からありえない血液型の子が? 全国に約1500人 四国に多い「cisAB型」とは

「焼け跡で拾った器に入れて運んで、死にそうな人に飲ませてあげた。自分も頂いた」 焼野原で配られた牛乳 ありがたい気持ち今も 80年越しの御礼 広島


世界陸上の競技直後にプロポーズした、されたスロバキア代表選手2人が東京大会は「婚約者」として「同日同時刻」スタート!当時の裏話や東京大会への意気込みを語る

「私の名をかたり 許しがたい」滝澤依子新潟県警本部長の『偽アカウント』を“投資関連”のLINEグループトークで確認

【画像閲覧注意】大量発生の“毛虫”『アメリカシロヒトリ』とは? 青森県八戸市の公園や学校に“うじゃうじゃ”と… 約3年周期で大量発生? 駆除業者は記録的猛暑など影響の可能性指摘「全滅は不可能に近い」
