「人生10年は1イニング 52歳はまだ5回表 試合はここから」

【画像⑱】人生90年「1イニングが10年」

(堤尚彦監督)
「野球で話がしやすいのは、9イニングなんで、まあ今人生90歳ぐらいじゃないですか。まあ90歳、『1イニングが10年』だという考え方にして、9回の裏に勝っていれば幸せじゃないですかってことを考えて。高校生だったら17歳、18歳で、まあ、途中で失敗して負けちゃった、まるで人生の終わりのように頭が真っ白になる、自分もなりましたよ」

「でも、ちょっと待って、ちょっと引いて考えたら『まだ1回の裏だよ。こっからゲームはまだ動くでしょ。1点ずつ返して行ったら色んなことあるでしょう』というような話ですね」

「自分だったら52歳なので5回の表ですから、まだまだグランド整備も入ってないですから。だからゴールが9回の裏だとすれば、そういう逆算をして見れば、自分の人生もっとまだまだできるんじゃないのって思う、そういうことは伝えます」