イスラム組織「ハマス」は人質として拘束しているとする女性の映像を公開、人質への人道的対応をアピールする意図もあるとみられます。
人質とされる女性
「こんにちは、私の名前はミア・シムです。現在、ガザにいます」
これは16日、ハマスがSNSで公開した人質として拘束しているとする女性の映像です。
女性はハマスが支配するパレスチナ自治区ガザにいるとし、手のけがをして3時間手術を受けたと説明。薬も提供されたとしていて、ハマス側としては適切な処置をしているとアピールする意図があるとみられます。
女性は「できるだけ早く私たちをここから連れ出してほしい」と訴えました。イスラエル軍は、映像について人質にされた女性だと認め、「女性を含むすべての人質を取り戻すためにあらゆる作戦を展開している」と強調しました。
また、ハマスは報道官の声明で「人質は200人から250人ほど」で、外国人については「状況が許せば解放する」と主張しています。
一方、イスラエルとハマスの戦闘は続いていて、ガザでは食料や水が不足するなど人道危機が深刻化しています。
南部のエジプトとの境界の検問所では16日、越境を希望する多くの人が集まりました。この日は、外国籍の住民の退避や支援物資がエジプトから搬入されるとの見方が出ましたが、現時点で実現には至っていません。
記者
「地上侵攻、始まると指摘されるなか、イスラエル軍の軍用車両が準備を進めています」
一方、イスラエル南部ガザとの境界付近では兵士が車両の運び入れを行うなど、地上侵攻に向けた準備が進められています。
続いて、各国の動きです。
EU フォンデアライエン委員長
「今まさにガザのパレスチナ人は人道支援を必要としています。彼らがハマスの蛮行の代償を支払うことがあってはいけません」
EU=ヨーロッパ連合のフォンデアライエン委員長は16日、ガザ地区にエジプト経由で医薬品などの人道支援物資を送ると発表。今週中に最初の輸送機2便が出発するとしています。
国連のグテーレス事務総長もエジプトなどに国連が備蓄している水や食料を「数時間以内に発送することができる」としていますが、国連の支援機関は「今月7日以降、ガザ地区の封鎖は続いていて、物資の持ち込みはできていない」としています。
その国連では。
記者
「予定よりも1時間30分遅れ、ようやくロシアの決議案の採決が始まりました」
安保理の緊急会合が開かれ、人道危機回避のため停戦などを求める決議の採択を目指しましたが、各国の足並みがそろわず、ロシアが提出した決議案は否決。議長国のブラジルが提出した決議案の採決も17日以降に持ち越しとなりました。
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