
沢栁監督:
「とにかく僕らは選手たちの夢に向かってどれだけサポートできるか。そして長野県にはいい選手がたくさんいるので、そういう選手が世界にチャレンジする機会をどんどん作っていきたい」
2年前に移籍したエディオンは、練習に集中できる環境に加え、医師やトレーナーのサポート態勢が充実。
徹底的に体幹を鍛え、けがをしにくい体作りに取り組んできました。

こうして、2022年3月の名古屋ウィメンズマラソンで、自己ベストを2分以上も縮めMGCへの出場権を獲得。
さらに2022年10月のロンドン・マラソンでは、日本歴代8位の2時間21分42秒をマークしました。
細田あい選手:
「試合に出ていけることも昔だったらけがしてできないことだったので、そこはやっぱり自分でも成長していると感じる」
普段の練習では厳しい表情の細田選手ですが、ひとたびトラックから離れると意外な素顔を見せます。

市田美咲選手:
「めっちゃおもしろいです。笑わせてくれます。走りはチームの中ではトップなんで、すごく大会とか駅伝とかは信頼、安心で頼っちゃう」
「普段はかわいらしい感じなのでギャップがあって、みんなを笑わせてくれる感じでおもろい」
MGCに向けて、この夏はおよそ2ヶ月間、北海道合宿で走り込みを続けてきた細田選手。
目標の舞台に立つために、いよいよ勝負のときです。

細田あい選手:
「順位を狙っていくレースだと思うので、タイムよりは順位にこだわってレースを進めていきたい。背中を押してくれた人たちがいるので、そういう人たちに頑張っているよと伝える走りをしたい」