細田選手が陸上を始めたのは小学生のころ。

小さいときから走るのが大好きだったといいます。


細田あい選手:
「自然豊かなところで育ったので、身体を動かすことが日常にあったので、そういったところから体力とかがついたと思うし、自分が陸上をやろうと思ったきっかけをくれたのが長野県だと思う」

地元の中学を卒業後、選んだのは2022年に駅伝で全国制覇を果たした長野東高校。

玉城良二(たまきりょうじ)監督から指導を受け、都大路では2年連続でアンカーを務めました。

その後は日体大、実業団のダイハツへと進みますが、たび重なるけがに苦しみます。


細田あい選手:
「けがが本当に多かったので、競技自体を高校で辞めようと考えたときもあるし、大学でも考えたことがあった」

引退も考えていたときに声をかけたのが、現在所属するエディオンの沢栁厚志(さわやなぎあつし)監督でした。

飯田市出身の沢栁監督はダイハツ時代にコーチとして細田選手を指導していたこともあり、才能を開花させたいとエディオンに誘いました。