岸田総理はいわゆる「年収の壁」の問題や、物価高に悩む東京都内のスーパーを視察しました。

岸田総理
「エネルギー危機、食糧危機、世界中で上がっている物価高と酷暑、野菜はそこが(価格上昇に)加わってるんですね」

岸田総理は午後、都内のスーパーを視察しました。寒さが増し、鍋が恋しくなる季節を前に、具材として欠かせない精肉売り場や野菜売り場を周り、“値上げの現状”を目の当たりにしました。

また、多くのパート従業員が働くこのスーパーでは、いわゆる「年収の壁問題」への関心が高く、岸田総理自ら店長や従業員らに制度の改善点について説明を行いました。

従業員らとの意見交換後、岸田総理は、今月中にまとめる経済対策で地域の実情に応じたニーズに対応するため、“物価高対策のための地方交付金を追加するよう検討を指示したい”と述べました。