原油価格の上昇が止まりません。指標となるアメリカのWTI原油先物価格が、およそ3年9か月ぶりに一時1バレル=118ドルを突破しました。ニューヨークから中継です。
原油価格は節目の100ドル台をあっさりと突破しました。
ニューヨーク市場で原油の先物価格は8日、一時、先週末から30%急騰し、1バレル=118ドル台をつけました。1バレル=118ドルを突破するのは、ロシアによるウクライナ侵攻後の2022年6月以来、およそ3年9か月ぶりです。
一部の産油国が減産などを開始したほか、中東での軍事行動の収束が見通せないことから、市場では買い注文が膨らんでいます。
アメリカ ライトエネルギー長官
「計画ではまもなく、(中東の)湾岸地域で生産される石油や天然ガスなどの全ての製品をホルムズ海峡経由で流通させる予定だ」
きょうの取引開始前に、アメリカのエネルギー長官が封鎖状態となっている中東の石油輸送の要衝ホルムズ海峡について、まもなく輸送が再開できると発言。また、トランプ大統領はSNSで「目先の原油価格はイランの核の脅威を粉砕し終えれば、すぐに暴落する。異を唱えるのは大馬鹿者だけだ」と主張しました。
いずれの発言とも市場の鎮静化を図りたい考えがあったと見られますが、動揺は全く収まっていない格好です。
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