県内の小中高校の不登校の児童・生徒の人数は昨年度はおよそ5,700人で、10年連続で増加し、過去最多となりました。


結果は文部科学省の調査を県がまとめたもので、昨年度、県内の小中学校で不登校だった人数は5,735人で、前の年度より1,028人増えました。

高校は949人で、前の年度から162人増えています。

特に小学校では、コロナ禍前の2018年度の1,032人から2,125人へと倍増しています。

県教育委員会事務局の心の支援課は、「休むことの必要性が浸透した」ことのほか、「コロナ禍で生活環境が変わり、生活リズムが乱れやすい状況」、「制限のある中で交友関係を築く必要があり、登校意欲が湧きにくい状況があったこと」などを背景として挙げています。