細田議長が提案する“自由な会話”=オフレコ取材か
山本キャスター:
この会見のなかで特に印象的だったのが、先ほど澤田さんも言ったように、セクハラ疑惑に関して、すごく強気に否定をしていたような気がしたんですが、宮本さんはどう感じましたか。
宮本記者:
はい、私もそこは印象的でした。

今回セクハラ疑惑について問われて、議長は「『Me Too』と言い出した人がいない」「私のところに1人も名乗り出てこない」とおっしゃっていました。
ただ、そもそもセクハラということを考えてみますと、力関係のなかで起きるわけです。細田さんは議長、かつ政治家。ある意味で、一番権力をお持ちの方です。その方に対して、何かをされても名乗り出ることができる方が、どれぐらいいるだろうかということです。
ですので、そこのところに思いが至っていないというか、そもそもセクハラがどうして起きるのかという構造を理解していないのかな、というのが今回の印象です。
山本キャスター:
確かに、「単なる噂話として言われていると私は思っている」という発言があるなど、そのずれというものを感じた会見だったなと。
喜入キャスター:
モヤモヤしたまま終わって、何も完結していないようなところで、(記者たちは)改めて会見を求めていましたね。
澤田記者:
そうですね。やはり今回、語られなかったことが実は多かったというのと、旧統一教会の問題に関しては、質問に対する答えが嚙み合わないというシーンがずっと繰り返されていました。こちらが求めている答えが、ちゃんと打ち返されてこない状態がずっと…
しかも最初は30分というすごく短い枠だったので、すごくストレスフルになっていて、結果、何もわからなかったというのが正直なところかなと思います。

宮本記者:
こちら側も「会見やめないでください」「次の会見やってください」「再びお願いします」と言ったんですが、それに対して細田さんがおっしゃったのが、「今度は会見ではなくて、自由な会話をしましょう」と。ちょっと真意をつかみかねます。
でもこれ、噛み砕いて申し上げると、自由な会話というのは、政治家と記者の間で、誰が何を言った、誰が言ったと明らかにしない形での、いわゆる“オフレコ取材”だったら応じますよという意味だと思うんです。
山本キャスター:
それは国民に向けて、有権者に向けてではないということですよね。
宮本記者:
おっしゃるとおりです。つまりそれは「永田町の政治村の住人だったらわかるでしょ」というメッセージなんです。
でも、ちっともそれは有権者の方を向いていないですし、国民には伝わらないですよね。
山本キャスター:
澤田さんはどうですか。これからも追及はやっぱり続けていきますよね。
澤田記者:
そうですね。議長ではなくなると、警護がいなくなるんです。今まで最大だと10人ぐらいの警護がいたんですが、それがまったくいなくなるので、私としては聞き放題になります。
山本キャスター:
聞き放題になる。これからさらに追及は進めていくと。わかりました。議長チャレンジではなくなりますけれども、引き続きよろしくお願いいたします。














