そして、もう一人の注目選手が新潟県妙高市出身で、トヨタ自動車の畦上和弥選手（26）です。

トヨタ自動車　畦上和弥選手（26）
「チャレンジャーの身でしっかり狙って、自己ベストパフォーマンスが出来たらいいなと思っています」

去年と今年のレースで立て続けに自己ベストを更新し、出場権を獲得しました。なかなか記録が出せなかった畔上選手ですが、ここ1年で急成長を遂げています。

日本陸連　瀬古利彦リーダー
「派手さはないけど、コツコツ努力を積み重ねてきてる。マラソンというのは、どんなものかというのを初めて知ったと思うんですよ。これから畔上くんらしいマラソンができるんじゃないかと思います」

瀬古さんは持ちタイムが上位ではないため、過去2戦のような「自己ベスト」連発の勢いをMGCでも発揮することが必要と指摘。そして「相手選手に『俺が一番強いんだ』って並んだ時に思えるような走り、気持ちになれていれば、2位以内になるチャンスはある」としています。