サッカーJ3の松本山雅と長野パルセイロは、15日に宿命のライバル対決=「信州ダービー」に臨みます。
今シーズン、公式戦ではすでに2度の対戦がある両チーム。

いずれもパルセイロが勝利を挙げていますが、果たして3度目の対戦の行方は?
両チームの選手に信州ダービーの注目点を聞きました。


ホーム・松本山雅からは、ここまでリーグトップの17ゴールをあげている、エース・小松蓮(こまつ・れん)選手。


松本山雅 小松蓮選手:
「松本山雅の死に物狂いで闘う姿を見逃すな!」
「この信州ダービーにおいて言えば、戦術とかどうこうってよりかは、まず闘うってところが重要だと思うし、そこで勝らないと勝ち点3は絶対にないので。アルウィン全体がワンソウルの気持ちで一体となっていきたいです」

今シーズン、ライバルの前に二度も苦杯をなめている、山雅。

ダービーに向けては、ボールをどの位置で受けどう展開するかという、「判断の質」と「速さ」を徹底します。


霜田正浩監督:
「今年1年、僕らが積み上げてきたものがどのぐらいちゃんとピッチで出せるか。そのためにはもう絶好の相手だと思ってますので、一つのボールの奪い合い、一つのスペースの取り合い。そういうところで負けないこと」

佳境を迎えるJ2昇格争いでも、8試合を残して昇格圏まで勝ち点差8と、崖っぷちの状況。

まずはこのダービーで勝利を掴み、ラストスパートへ。

まさに“死に物狂い”で挑む覚悟です。


小松蓮選手:
「やっぱりその(敗戦で味わった)思いっていうのはピッチでしか返せないので、チームのストライカーとして僕は必ず点を取るし、勝ち点3をもぎ取るっていうところだけ考えてます」