エネルギー学会の論文で最優秀賞 究極のエコ発電『微生物電池』を研究
大城輝真さん
「今出来る理想を再現しようとしたらこうなる。元々研究ために設計して、こっちはカエルがいて、昨日脱走して、ここに」
Qどんなお兄ちゃん?
弟・光生くん
「いつも家では、ここでなんか座ってから実験をしたりしている」
今、輝真さんが取り組んでいるのは、究極のエコ発電として注目される、微生物燃料電池の研究です。
大城輝真さん
「微生物燃料電池は、発電と泥の浄化が同時に可能で、微生物が増殖しやすい環境を、解明することで、電力量の底上げが可能だと考えています」
普段、私たちが生活する上で出る生ごみを、目に見えない微生物が分解。その際に、わずかに発生する電気を、身近な生活で活用できないかというのが、輝真さんの研究です。
大城輝真さん
「小学4年生とか5年生のときに、これに近いものを考えていて」
Qどんなところからそういう発想に?
「急に思いついて」

生活に根付いたところから、自然環境を良くしようという輝真さんの研究は、去年、エネルギー学会の100周年記念論文の中高生部門で最優秀賞を受賞するなど、高い評価を受け、将来のさらなる活躍が期待されています。